日本の生活コスト 介護保険料

65歳以上は介護保険料を健康保険料とは別に納めなくてはいけません

介護保険料

健康保険の加入者は40歳になった月(実際は誕生日の前日)から介護保険の加入が必須となり、支払義務が生じます

中央区/介護保険料


40歳から64歳までは健康保険料の中の介護分として請求されます 65歳以上は、別途介護保険料の請求がきます 保険料は住民登録している区市町村で違い、我家は東京都中央区で住民登録をしていますので、上記は中央区の保険料段階区分表となります 

夫は元日本人の米国籍なので、日本に到着してすぐは 滞在許可がなく、日本滞在許可を受けるまで健康保険及び介護保険には加入資格がありませんでした その間は逆海外保険と言われる訪日外国人向けの保険に加入していました コロナの影響で夫の日本在留ビザをアメリカで発行するのを諦め、ビザウェーバーで入国した後、品川入管で滞在許可を出してもらいました

コロナの影響でいったん米国に帰国すると、外国人は日本に入国できないので、入管も柔軟に対応してくれました


在留許可を得て、住民登録をしたその日に健康保険証が交付されたので介護保険にも自動的に加入したことになります


前年の所得で保険料が決まる

前年の世帯年収で保険料は決まるので、3月に帰国した我家は前年の所得ゼロで算出されます 中央区の介護保険料第一段階にあてはまるので、年額17,760円でした

問題は来年以降です 米国籍であっても日本の確定申告をする必要があります 日本在住の米国籍の方は日米で確定申告の必要があるので、日本で全く収入がなくてもアメリカの収入で区民税などが算出されるならば、来年以降の保険料が大幅に上がることが予想されます このあたりどうなるかよくわかっていませんが、少なくとも世帯収入を下げる為には息子と別世帯にしておく必要があります

今年は私に全く収入がないので息子の扶養家族にしてもらっていますが、来年以降は家賃収入などが発生するので、世帯を分けておくつもりです ちなみに金沢市の介護保険料第一段階は 年額19,770円なので 中央区の方が2,000円程お安いようです


保険料の納め方

年金を貰っている方は、年金から天引きされるそうですが、夫は日本の年金がないので、自分で納める方式です 年額の保険料を10分割されて7~3月で支払うようになっており、一括で払ってもディスカウントはありません

口座振替が便利ですが、夫は日本の銀行口座を持っていないので口座振替はできません 日本の銀行口座はなくても生きていけそうなので、特に作る予定がありません 他にも我家なりの理由があるので、銀行口座を持たない理由はまた別の機会に説明します

夫の保険料を納めるには自宅に届いた納付書を持っていき払うことになります ここで問題発生 郵便局が近いので郵便局で払おうとしたら、できないと書いてありました 都指定の金融機関は、都内の本、支店でしか払えないのです 中央区の保険料を中央区に住んでいない場合は、コンビニ払いしか選択がありませんでした

コンビニのキャッシャーに納付書を出して、現金で支払います この時よっぽど全額を払いたかったのですが、コンビニなので後に並んでいる方もいますし、一カ月分だけ払いました 先日の東京出張時に残りの全額を近くの郵便局で支払いました 銀行振替出ない場合、毎月払うのは面倒ですし忘れそうなので全額一度に払いました


今年の保険料合計


  • 私の健康保険料、介護分保険料の合計は 68,400円
  • 夫の健康保険料、介護保険料の合計は 70,560円

夫婦合計で 138,960円となりました

来年以降は前年の収入で決まるのでどのくらい上がるのかは気になるところです それでもアメリカの健康保険料に比べると笑ってしまうくらい安くないですか! 私がアメリカで最後に払っていた健康保険料の一カ月半分くらいの金額です しかも、介護保険付きなんです 介護保険があるというのは自己負担があっても、はやり心強いものです

アメリカで心配だったのは介護が必要になった時にどうするかということでした 全額自費でどうやって生きていくのか、日本人でない方に介護してもらう生活というのもイメージできませんでしたし、日本食ではない食べ慣れていないもので生活するのはどうなんだろうと、考えてみました

我家の答えは先のことを考えるなら日本しかなかったのです 今のところ、日本食が毎日食べられるだけでも幸せを感じています コロナ禍で自宅に籠っていても、食事が美味しいだけでも随分と慰められるものがありました 食事の度に帰国してよかったと思っていると言ってもいいくらいです アメ食大好きならもっと違ったのかもしれませんが。年々歳を取るごとに日本食が恋しくなるのはどうしようもなく、健康のためにも日本食の方が自分たちには合っていると思っています




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