3月初めに帰国して、半年が過ぎました
日本の夏は暑かった
9月も半ば過ぎたのでようやく冷房なしでも過ごせるようになってきました 東京に比べると北陸金沢の方が涼しく感じます 25年暮らした西海岸の海沿いの街は夏でも涼しく冷房さえ付いていない家でしたので、日本の夏は覚悟していましたがやっぱり暑かった! 朝から晩まで冷房なしでは過ごせないので、エアコンのスイッチを切るタイミングがわからないくらいでした Stay Home でずっと家に居るわけですから夏場の電気代がどのくらいになるか見当もつかないまま、冷房を使い続けるのは不安でしたが予想外に安くてホッとしました
8月9月とほぼ一日中寝室以外の冷房をつけっぱなしで一カ月の電気代は1万円程でした 金沢は冬の方が光熱費がかかるのかもしれませんが夏場の電気代は恐れる程ではないのがわかって一安心です 巷で言われている通り、冷房はつけっぱなしの方が電気代は安いようです 朝も暑くなりすぎる前に冷やし始めた方が電気代はかからないみたいな気がしました 1万円程の電気代で快適にすごせるなら高くはないですね
食事が美味しい
帰国して家族全員の意見が一致するのは食事の美味しいことです 我家は全員日本食派なので、毎日美味しい食事が食べられる幸せはなにものにも代えがたいものがあります 夫などは隠居暮らしで食べることがかなりの楽しみとなっているので、季節の味覚に感激する日々です LA は日本の食べ物が比較的手に入りやすい環境ではありましたが、旬の食べ物は日本で食べると格別な味がします
レストランの食事もレベルが高いのに安い上、チップが要らないので更に安く感じます 25年前、LAに着いたばかりの頃はレストランの食事の安さに驚いたものですが、年々値上がりして最近のお値段は異常としか思えないほどでした それだけコストが上がっているので仕方ないですが、日本の飲食業はこれで利益が出るのかと心配になるくらいのお店も多いです
Stay Home 続きで家で食べる食事もマンネリ化するところですが、金沢に来てOisix を導入したのでお料理が楽になった上、食材の無駄もなく、目先の変わったメニューに家族の評判もいいです 車がない生活で毎週デリバリーされるのはとっても楽で嬉しい
予想外の二重生活
5か年計画で帰国準備をしてきましたが、まさか東京-金沢の二重生活になるとは想像できませんでした コロナ禍が襲ってくるなどもまったく想定外の出来事でしたし、先のことはわからないとつくづく思い知りました 準備を整えるのは重要ですが、柔軟に対応できるようにしておく必要性も感じました 住み心地は実際に住んでみなければわからないものです 日本での住まい探しは慎重にするべきですが、万が一気に入らなかった場合も想定しておく方がいいと思いました
当初は北陸金沢で隠居暮らしをするつもりで準備をしていたのですが、コロナ禍で新しい生活様式が推奨され、これまでの考えを改める機会となり家族の在り方をもう一度考えることになりました 社会人となった息子を独立させるつもりでしたが、新しい生活様式では友だちを作ることもままならず、一人暮らしにはあまりに辛い環境と思えました 非常時には家族は出来るだけ一緒にいるべきという結論に至ったわけです 以前の暮らしに戻るまで、東京ー金沢の二重生活をすることに決めました
これから帰国をお考えの方も早まって住まいを決める前にお試しで住んでみるのもいいかもしれません 購入する際は慎重にです
帰国半年目の感想
1年にも及ぶ仮住まい生活が終わったのはとにかく嬉しかったです ただ、生活が安定するまで時間がかかることがわかりました 健康保険や税金関係の支払いは前年の収入に基づいているので、2年目にならなければはっきりわかりません 1年目は無収入として計算されているので健康保険や税金は最低の金額になっています 日本での生活費がはっきりとするのは2年後ということになります
コロナ禍中の生活もだんだんと慣れてきて、普通の生活に近くなってきています 来月から東京もGo Toキャンペーンの対象となりますし、政府が目立った対策をしなかったにも係わらず重症化率や死亡率が低いのは日本の不思議です これから寒くなるにつれて、第3波がくるのかこないのか非常に気になるところです
帰国半年目の我家の感想は帰国してよかったと全員一致しています やはり家族が一緒に居られることが大きいです
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