一年ぶりの定期検診
北米在住時代は半年に一回歯科検診に通っていました 昨年の今頃に行ったのが最後でした 本来なら今年の3月くらいに定期検診の予定でしたが、コロナの影響で予定を大幅に早めて帰国することになり、3月の定期検診は受けられないままになっていました 帰国後もコロナの影響で医療機関には非常に行き難い状態が続いていました
金沢のマンションにも入居することができ、北陸の感染者は落ち着いているのでそろそろ延び延びになっていた歯科検診に行くことにしたのです
名医は金沢に
人間ドックは年に1回受診していますが、特に持病がない限りかかりつけ医の先生のお世話になる機会はそう多くないと思われます 歯科検診は半年に1回なので、お世話になる頻度は内科の先生より多いわけです 通いやすくて、評判のいいところが希望ですが、帰国したばかりで馴染みのない土地で評判のいい先生を探し出すのは難しいです
歯科の先生については、帰国前に情報を得ていたので安心して受診しました インプラントの研究では第一人者として知られるUCLAの小川隆弘教授のご推薦の歯科医院が金沢にあったからです しかも、うちから歩いてすぐでした 内科のかかりつけ医の先生は東京で見つけましたが、歯科は金沢でお世話になることにしました
国民のための名医ランキングという本にも掲載されている歯科医の先生です この本、ちょっと気になりますね 買っちゃおうかと思ったのですが、歯医者さんの待合室に置いてありました
国民のための名医ランキング 2021~2023 |
なぎさ歯科クリニック 金沢
行ってきたのは、金沢駅西口から徒歩8分のなぎさ歯科クリニックです 待合室も広くてたくさんの患者さんがお待ちでしたが、密になることがなく待つことができました
初診の際にアメリカと決定的に違うのは、記入する書類の少なさです アメリカで初診となるともううんざりするほどの書類をひたすら記入しなくてはならず、最近では予めオンラインで入力というところもありますが、とにかくこれが一仕事なんです アメリカでは医療訴訟に備えて、様々な書類にサインを求められますし、日本では必要最低限の個人情報と問診票くらいでとても気が楽です
なぎさ歯科では診療台がたくさんあり、多くのスタッフの方が働いておられました 一年ぶりの歯科検診だったのでレントゲンも撮りました 歯科衛生士さんは皆さん親切でとてもやさしい対応なので、夫はびっくりしていました アメリカの歯医者さんが優しくないわけではないですが、日本人同志だからというのもあり、日本の方がよりソフトな対応といいますか親しみが持てます
丁寧なクリーニングと検診で1時間ほどかかりました 歯石を取ってもらうのも痛くなかったのはよかったです アメリカではガリガリ削り取られるのが痛かったのですが、最新の機材なんでしょうか、全然痛くないのです アメリカの方が歯科医療は進んでいると思い込んでいましたが、いやいや日本も凄いじゃないですか
院長の船登先生の印象は頼りになる先生といった感じで、お忙しい中でも患者さんひとりひとりに丁寧な診療をされていました 将来インプラントが必要になったら、なぎさ歯科で最先端の光機能化インプラントの治療をお願いしようと思います
日本の治療費
北米時代はうちの保険では歯科をカバーしていなかったので、全額自費でした 半年ごとの歯科検診でも親子3人分となるとかなりの金額になっていました 日本では保険が適用されるものとそうでないものがありますが、レントゲンなどは保険が適用になりますので、定期検診でもアメリカで払っていた金額よりも遥かにお安くなりました
医療費は日本はとにかく安いの一言です 隠居の身でも安心して医療機関を受診することができます 帰国の理由にアメリカの医療費の高さを挙げられる方が多いのも頷けますね 北米ではリタイア後に気軽に歯科検診にも行けないのではないかと思いました 医療に関しては日本に帰国してよかったと思っています
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