家作り

コロナウィルスの出現が我家の運命まで変えてしまうとは、昨年の今頃は全く予想できませんでした　一年前の今頃、帰国後は夫と私は金沢で、東京で就職する息子は東京に住むつもりで日本の住まいの準備に追われていました　ところがコロナ禍で新しい生活様式、ステイホームが定着してくる中、今まで以上に家族の繋がりを強く感じるようになりました　海外暮らしをしていると家族の繋がりは日本に住んでいる方々より強い方だと思います　身近に親戚もおらず、家族で助け合って生きているからではないでしょうか　コロナ禍では家族で助け合って乗り切らなくてはと思いを新たにしています　

今は間違いなく非常時であり、この生活がいつ終わるのか、全く見えません　世界的にもウィルスの感染者は増え続けており、簡単には元の生活に戻れないのだと思い始めました　この状況では家族は一緒にいるべきだという結論に達したので、生活の拠点を東京に移す決意をしました　金沢の暮らしもとても気に入っていますが、しばらく東京で暮らすことにしました　3つめの東京の物件は家族でも暮らすことができる広さがあるので、賃貸契約が終了したタイミングで内装工事の計画を進めています

コロナ禍の世の中では、ステイホームの時間が長いのです　夫も私もずっと家に居る上、息子も在宅勤務中はほぼ家を出ることなく仕事をしていました　また、息子の在宅勤務が復活するとなると、家族3人が快適に生活できる住まいにしておく必要があります　日本のマンションは新築であっても中古であっても、真っ白い状態のまま引き渡しで、そのまま住まわれる方の方が多いです　戸建てならこだわって建てるところ、マンションは引き渡し時のままというのが普通のようです　でもそれではあまりに味気なく、快適な暮らしを目指してお部屋作りをしてきました　３つめの物件は中古ということもあり、新築とはまた違った苦労がありました　3つめも信頼しているコーディネーターのSuzukuri の鈴木さんとお部屋づくりをしています　内装工事も金沢の物件でお世話になった会社にお願いしました　

3つめの物件は、なんとお部屋の中を一度も見ないまま購入したので賃貸契約が終了して初めて中を確認しました　全てはお部屋を見てからです　どうすればいいのか全くアイディアもないまま、方向性を見つけるまでもかなり時間がかかってしまい、Suzukuri の鈴木さんのアドバイスを受けながら二人でどんなお部屋にするか決定していきました　参考になったのは、新しいホテルの内装です　鈴木さんにも新しいホテルに泊まる時は見てもらって、照明などのいいアイディアは採用することにしました　ホテルは狭い空間を上手く使う工夫がたくさん詰まっています　最近のトレンドもわかりますし、ホテルステイは家づくりにとても役に立ちました　そうやって作りたいお部屋のプランが決まったら、後はマルイチセーリングさんで実際に図面に起こしてもらい、工事に着工できる日を待つばかりとなりました