昨年末に楽天カードを申請しましたが、なんと撃沈しました 私としたことがなんという失敗でしょう 自分の甘さを思い知りました
日本のクレジットカードを作るのは簡単ではない
アメリカではクレジットカードの知識がそこそこある私ですが、日本のクレジットカードのことを甘く考えていたことを思い知らされました 日本では学生さんでも家庭の主婦でも持つことができると言われている楽天カードの審査に速攻で落ちてしまったのでした あまりにショックにしばらく立ち直れなかったくらいです 半年前にAmex SPGの審査に落ちて、半年待って楽天カードに申請したのですが、またしても審査落ち これは自分の甘さを責めるしかありません こんなことではいつまでたっても自分のクレカを持てないまま歳だけ取って更に不利になるじゃないですか!
審査落ちの理由
そもそも日本のクレカの中では審査が甘めの楽天カードです 息子は日本に到着早々、すぐに承認されたので楽勝と思い込んでいたのが大間違いでした 実は息子も大学生の頃に、楽天カードを申請したことがあります その際は20歳以下だったので親の承認が必要ということで、両親とも外国にいるのでは無理ということで作れませんでした 日本の学生さんは20歳以下の場合、親に電話確認があり親が承認すればだいたい作れるということです もちろん、親の収入が安定しているというのが前提です
昨年1月末に息子は日本に到着し、2月に楽天カードを申請してすぐに承認されました これは東証1部上場企業の正社員というのが承認された最大の理由と思われます 日本では大会社の正社員というのがカード会社には最も信用があります
それでは私が審査落ちした理由を分析してみました
- 25年間クレジット歴が全くない
これが最もヤバめの理由ですね こんな人怪しいといったらありません カード会社は私が海外に居たのかなんて知りません 多重債務者でクレカさえ持つことができない人と思われているのがオチです 少なくとも日本で25年間は私にはクレジット歴が全くないのです 納税歴もなければ、ローンもカードもなにも申請したこともないし持ったこともないのです
- 収入の問題
収入は昨年はありませんでしたが、世帯収入があるので世帯収入を記入しておきました 無収入の専業主婦でも配偶者に安定した収入があればクレジットカードは作れます そこは楽天カードも間違いないのですが、ここで失敗をしたのです 専業主婦で申請した方が承認の可能性が大きかったずです 専業主婦にすると配偶者の情報を記入することになりますが
その方がよかったかもしれません ただし、ここで夫は外国籍で怪しさにかけては私以上なわけで、年金収入しかありませんので、私が家賃収入があるというように記入してしまったのでした
- 自営業はとても厳しい
自営業の方にはクレジットカードの審査はとても厳しいです 楽天カードさえ、そうなのです それなのに、自営業(不動産賃貸業)として申請してしまったのが失敗でした 会社の電話番号は携帯番号は非常にマズと思われます 申請時に確かに携帯でない番号と書いてありました なのに自営業なので携帯の番号を記入しちゃったおバカさんです 楽天が家賃収入は自営業で記入してくださいって書いてましてね まんまとひっかかったのです こんな時は専業主婦の方がよっぽど信用があると思われます ただし、信用がある配偶者がいる場合ですが
- 銀行預金額は考慮されない
楽天カードのために、楽天銀行に100万円以上口座開設からずっと置いていたのですが、そんなの全然考慮してくれませんでした ついでにいいますと、楽天証券にはとある外国株を保有しており、なかなかの評価額になりますがこちらも全く問題外
- 楽天市場の購入額も関係ない
昨年一年の楽天市場の購入額は結構な金額になりますが、それも考慮されません ダイヤモンドメンバーというのも、全然問題外 昨年一年の楽天の購入額、楽天経済圏の利用状況を考慮しないで私を落とすなんて!
楽天経済圏での利用状況から考えても私を落とすなんて、酷すぎると思いましたが、冷静に分析すると、25年もクレジット歴がなく、正社員でもなく自営業で今頃クレカを申請してくるなんて怪しさいっぱいなんです ここをなんとかしなければいつまでたっても1枚のクレカも持つことはできないと思い知りました
日本のクレカへの道
さて、これからどうしたらいいでしょうか? とにかく闇雲に申請しても無駄です 既に2回も審査落ちしてます 私は審査落ちしてから、半年は待つつもりですが次なる作戦をそれまでに考えておかないといけません 今、思いつく方法をあげてみます
デポジット型クレジットカード
北米のセキュアカードと同じデポジット型のクレカは日本では一般的ではありませんが、あるにはあります 北米のセキュアカードは学生さんなどでクレジット歴が全くない場合に利用されることが多いですが、日本では学生さんでも普通にクレカが承認されるので、デポジット型クレカは他で全くクレカが作れないような人専用といった感じにみられています イメージはイマイチよくなかったクレカですが、帰国後すぐにこのカードを作っていれば、着々とクレジット歴が構築出来ていたかと思うと、自分の失敗が情けなくなります
日本ではデポジット型クレカを出しているのはライフカードです ライフカードから直接申請より、ポイントサイト経由がお得になっています モッピーからだと5,000モッピーポイント(現在のボーナス、変動します)もらえますので、一年目の年会費5,500円を実質500円にできます
モッピー/ライフカード・デポジット型 |
デポジットは10万円から、年会費はスタンダードで5,500円です
モッピーは日本のポイントサイトです 北米Rakuten を使い慣れていれば、お分かりかと思いますが、リンクを踏むだけでポイントが稼げるので踏まない理由はありません モッピーに新規登録する方は紹介からの登録後、入会の翌々月までに5,000モッピーポイントを獲得すると2,000モッピーポイントが貰えます ライフカード申請で5,000モッピーポイントが貰えるので、余裕で達成できます
モッピー紹介リンク |
北米Amexからの切り替え
私は絶対にしませんが、北米のクレカを帰国後、キープできない場合は日本のカードに切り替えてもらう方法があります Amex は日本のAmex に切り替え可能と言われましたが、私は北米Amexをずっと使い続けたいのでこの方法は選択しません
メインバンクに相談する
帰国時はまとまった金額を日本の銀行に送金すると思われますので、もっともたくさんお金がある状態で銀行に相談してみるのはいいかもしれません 私もメインバンクに相談してみましたが、あまり色よい返事は貰えませんでした 帰国後すぐ、不動産を購入する前に聞いてみればよかったと後悔しています
まとめ
日本ではクレジットカードの家族カードではクレジット歴は構築できないようです 北米では家族カードでもクレジット歴は構築できるので、専業主婦でも子どもでもクレジット歴が構築されており、親会員がいいスコアなら知らない間にAやBスコアが付いていたりします
私は息子の楽天ゴールドカードの家族カードを持っていますが、全くもって役には立っていません 毎月せっせと楽天でお買物をしているのに、何の役にもたたないなんてあんまりじゃないですか ここはやっぱりデポジット型からはじめなければ自分のクレカは持てないような気がしてきました 帰国後、最初の1枚までの道のりがこんなに大変だなんて思ってもみませんでした なんとか、最初の1枚を作ってみなさまに報告できるように頑張らなくてはと思います
早速詳細な記事をあげてくださってありがとうございました。
返信削除前を歩かれる方として、有益な情報をシェアしてくださって感謝です。
また質問させていただくことがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
オムライスさん:
削除日本のクレカは簡単には作れないことが判明しました 後に続く方のためにもなんとか道を切り開きたいと思います 続報お待ちください
いつも参考になる記事をどうもありがとうございます。日本のクレジットカードの新規作成が難しいとのことですが、逆に、米国のクレジットカードを日本に移住した後も維持する事は容易なのでしょうか?米国籍の場合と日本国籍の場合で何か違いがありますか?何かtipsがあれば教えていただけると嬉しいです。
返信削除Yusuke さん:
削除帰国後、米国発行のクレカを使い続けることについての質問がとても多いですが、条件次第です 滞在ステータスより、米国の住所を維持できるかにかかっていると思います 米国の住所が維持できなくなってもカードの更新で新しいカードが受け取れなくなるまでの間は使い続けることは可能と思われます この件についての記事がございますので、以下の記事をご一読下さい
https://www.pomo-momjapan.com/2020/05/blog-post_18.html
そちらの記事は完全に見落としていました。失礼しました。早速読んでみます。
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