5月5日にLAXから羽田空港に到着後、入国までの流れを説明します
現地チェックインの際に必要なもの
LAXを出発する前、ANAのチェックインの際に必要だったのは、厚生労働省の質問に答えて発行されたQRコードと出発72時間前以内のPCR検査陰性証明書でした PCR検査結果陰性証明書は厚生労働省の書式を推奨されています 詳しくはお住まいの地域の日本国大使館か領事館にご確認ください LA地区で厚生労働省の書式で陰性証明書を発行してもらった時の記事はこちら
厚生労働省の質問 |
厚生労働省の書式でPCR検査陰性証明書を入手後、厚生労働省の質問に答えてQRコードを受け取りました 上のリンク先から質問に回答できます すべての質問に答えるとQRコードが表示されますので、プリントアウトするかスマホにスクショを保存してチェックインの際に見せる必要があります このQRコードは入国審査の際にも見せる必要があります
空港に行く前、できるだけネット環境がいいところで完了させておくことをおすすめします
出発前に用意しておくといいもの
日本入国後必要なもので、出発前に準備しておけるものがあります
ひとつめは誓約書、準備していなければ到着後に記入することになるので出発前に用意しておきました 日本を出発前に自宅でプリントしておきました
誓約書 |
お次は、アプリの入手及び設定
入国時に必要なアプリ |
入国後にアプリの確認があるので、事前にインストール&設定まで済ませておくと審査時間の短縮になります 読者の方の情報によりますと、13歳以上はひとり一台のディバイスにアプリの設定が必要とのことです もし、利用できるディバイスを持っていない場合はレンタルサービスがあるということですが、これも読者さんの情報によりますと、レンタル代金は1万5千円だったとのことです
それぞれのアプリの設定方法は入国後に貰う冊子に書いてありますが、事前にPDFでもみることができます OEL のアプリは入国審査終了後、登録完了のメールがくるまでチェックインの操作ができないようになっています
私たちは時間がなく、空港で設定をしようと試みましたが、LAXの国際線ターミナルはエアラインラウンジもすべてクローズしており、Google Fi のLTEでは何故かアプリの設定ができないものもあり、日本到着後設定をしました この作業は絶対に事前に完了していた方が入国がスムーズになります お子さまや高齢者でスマホの操作に慣れていない家族の分は特に事前に完了していないと入国に時間がかかることになります
到着から入国までの流れ
私たちは羽田に早朝5時に到着の便だったため、比較的早く進んだ方だと思います 着陸後、すべての関門を突破して入管、税関を通過して外に出るまで、約2時間でした
羽田空港に到着後、すぐには降機できません しばらく待機します 降機できるようになると、乗り継ぎのない方より前方の座席から少しずつ降機するように指示をされました 降機後はチェックポイントをいくつも抜けるようなルートになっています 最初のチェックポイントで厚生労働省の書式のPCR検査陰性証明書、質問を完了したQRコード、誓約書を提出したと思います(たくさんのチェックポイントがあるので、順番ははっきり記憶していませんが多分)ここで厚生労働省の書式でないと、時間がかかるかもしれません
次は、PCR検査だったと思います とにかくいくつもいくつもチェックポイントある印象で、いちばん時間がかかったのはPCR検査の結果を待っている時でした 検査結果が出るとモニターに自分に割り当てられた番号が表示されるので、次に進むようになっています
次にアプリの確認があったと記憶していますが、ここがかなり問題です 事前にアプリのインストールと設定を終えていれば、確認だけで通過できますが、準備ができていないとその場でインストールから始めなくてはいけません この時の係員の方がほぼ外国人の方ばかりで、それも中国系のお若い方がほとんどでした 日本語はだいたいできますが、外国人の日本語に慣れていない方には理解しにくいかもしれません アプリの操作ができないイライラを目の前の外国人の係員の方にぶつける方もいるようです 日本では空港で働く職員でさえだれもまだワクチンを接種していません それでもリスクのある仕事をされている外国人の方がたくさんいらっしゃることに私は感謝しかありませんでした
PCR検査で陰性結果がでて、アプリ確認が終わるとほぼ終了です 日本のパスポートを持っている人はいつものとおり自動入国システムでパスポートをスキャンして入国します ここで外国人になると、有人のブースに並ぶように指示されます 夫は日本の在留カードと米国パスポートを持って入国審査を受けていましたが、私たちの目の前で別室に連れていかれました ものの3分ほどで戻ってきたのでホッとしました
税関検査
家族揃って税関検査に進みましたが、家族ひとりだけ荷物の中を検査しますということで荷物を開けてチェックをされました 日本入国時に荷物を開けられたのははじめてだったかもしれません 1泊分の荷物しか入っていなかったので特になにもなく税関検査を通過しました
入国者が極端に少ないですから、税関検査も普段より厳しくなっていると思ってください
特段の事情があり入国を許可される外国人について
現在、日本はほぼ鎖国状態で特段の事情がある外国人のみ入国が許可されています 元日本人であっても、米国籍で在留資格がなければ日本の入国はかなり難しいと思われます ただし、日本人・永住者の配偶者又は子の資格で事情により入国が許可される可能性はあります 事情があり、日本に入国を希望される上記の資格の方はお住まいの地域の日本国大使館、領事館に相談されることをおすすめします
入国を許可される外国人について |
夫は在留資格がある米国人になりますが、日本出国時に入管の方から再入国審査は厳しいとの話を伺っていたので覚悟はしていましたが、別室に連れて行かれた時は心配になりました 米国籍の夫の再入国が許可されないリスクがある中、ワクチン接種のために出国したことは私たち家族にとって大きな決断でしたが、無事日本に戻ることができて安堵致しました たった3人だけでもワクチン接種をしたことで感染拡大防止に役立つのなら米国に戻った甲斐があるというものです
空港から帰宅する方法
無事、入国審査を終え空港の外に出ても勝手に帰宅できないようになっています 公共の交通機関は利用できないので、入国者専用バス、レンタカー、ハイヤーを利用することになります 私たちは中央区の自宅までハイヤーを予約していました 出発前にMKタクシーにメールで予約を入れておきました 料金は羽田空港から中央区の自宅まで高速料金込で16,000円でしたが、祝日の朝ということもあり15分ほどで自宅に到着できたので疲労した身体には有難かったです
MKタクシーの場合、メールで予約後に確認メールが届きました 空港に到着後、入国検査を終え、家族3人ともそろったところでMKタクシーに電話をしました すぐドライバーさんから折り返しの電話があり、タクシー、ハイヤー乗り場で待機しているとのことでした タクシー会社により料金が違うので、時間があれば数社調べてみた方がいいかもしれません MKタクシーを選んだ理由は、JAL/ANAと提携しておりマイルを使ったクーポンで乗車できるサービスがあり、過去に利用してサービスに満足していたからです
今回は急いでいたのでクーポンを用意する時間がなかったのでマイルは使いませんでしたが、JALクーポンなら1万マイルで12,000円のクーポンに交換でき、MKタクシーの空港送迎に使えます ANAは1万マイルで1万円分のタクシー・ハイヤークーポンに交換でき、MKタクシー他、指定のタクシー会社で利用できます マイルが潤沢にある方にはいい方法です
私はクレジットカードで支払いましたが、モバイルSuicaが利用可能かは未確認です
帰宅後は14日間の自宅待機に入ります
帰宅後は14日間の自宅待機に入ります
コメント