江戸歩き/門前仲町

東京の下町を散歩する楽しみを見つけました 歩いて門前仲町に行ってきました

門前仲町

門前仲町は江東区ですが、中央区の東京の自宅からは永代橋を渡ればすぐなので近くですが、永代橋を渡ると街の雰囲気が全然違って面白いです 門前仲町出身の有名人、伊能忠敬像は富岡八幡の境内にあります

伊能忠敬像/富岡八幡境内


門前仲町はその昔、深川永代寺門前仲町とよばれていたそうで、永代寺の門前町ということですが、永代寺は富岡八幡の別当寺なのでつまり、富岡八幡の門前の町ということです 門前仲町といえば富岡八幡というくらい昔は有名だったわけですが、ちょっと行くのは躊躇する理由がありました

富岡八幡宮

深川めしの深川宿富岡八幡店が富岡八幡の入り口のところにあります

向かって左手に深川宿


東京メトロ東西線門前仲町駅か都営地下鉄大江戸線門前仲町駅から歩いてすぐのところに富岡八幡がありますが、数年前に壮絶な殺人事件が境内で起こって以来、参拝者は激減しているとかで、事件を知っている私は中に入るのを躊躇したのですが、そんな事情をまったく知らない夫と息子はずんずん歩いて行ってしまい、仕方なく私も参拝してきました 

境内には日本一の大神輿が展示されています 元々は紀伊国屋文左衛門が寄進した神輿があったそうなのですが関東大震災で焼失したので日本最大の神輿を佐川清氏(佐川グループ会長)が奉納されたとのことです これが宝石がちりばめてあって凄いのなんのって、ルパンに狙われちゃうと心配するほどの豪華さです 深川八幡と金銀財宝、それから殺人事件というのがなんとなく繋がっているようないないような、そんなことを考えながら境内を歩いてみました

深川八幡を出るとすぐ、深川不動尊があります 新しくなった本堂が斬新でギョッとします 梵字の壁に圧倒されるというか、いやいや凄い迫力です

門前茶屋 でランチ

深川不動前には長いアーケードの商店街が続いています ランチは深川不動出てすぐの門前茶屋で深川めしを食べることにしました ここの深川めしは蒸篭めしで所謂深川めしとは一味違っていました

蒸篭めしは3種類あり、この時の季節の蒸篭は桜えびでした 今は牛そぼろみたいです どれもお吸い物とお漬物付きでランチは1,000円 ご飯の量は多め、蒸篭むしなのでいつまでもご飯が冷めません 


穴子蒸篭めし

桜えび蒸篭めし

深川あさり蒸篭めし


ご飯ばっかりでは飽きそうなので、深川コロッケと厚焼き玉子を追加してみました 深川宿さんに比べるとこちらのお店の方がリーズナブルの上に店内が広いのでソーシャルディスタンスは完璧 支払いもモバイルSuica が使えたのはGoodです




帰りは商店街をぶらぶら歩いてみましたが、下町らしい庶民的なお店が多くてうちからいちばん近いミスドも発見したり、銀座とは全然違う庶民派門前仲町でした

食堂お魚や 門前仲町店

門前仲町といえば、先日金沢で見つけた魚菜屋さんの東京店があるところです 早速、行ってみました 門前茶屋より更に近いのが食堂お魚や 門前仲町店です ここは永代橋渡ってすぐなので、うちから最短徒歩15分ほど 夕方涼しくなってから隅田川沿いをゆっくり歩いて20分といったところでしょうか、ちょうどいいお散歩コースです

東京に戻ってきたので息子と二人でテイクアウトするつもりで寄ってみたものの、店内はお客様が全く居なくて、折角なのでお店で食べることにしました 緊急事態宣言中とはいえ、大丈夫なのかと心配になるほどです 海鮮丼に挑戦したかったのですが、そこまでお腹もすいてなかったので違うものにしてみました 夜なのに庶民的なお値段なのが嬉しい

金沢のお刺身定食1,350円(税込)

漁り火ちらし丼 1,000円(税込)


東京でも金沢のお魚が食べられるなんて大感激です 平日のお魚ランチ1,000円(税込)もびっくり 東京でお魚が食べたくなったら、歩いて行けるのが嬉しいです

平日のお魚ランチ1,000円

次回は気になる海鮮丼にも挑戦してみましょう

門前仲町、とっても気に入りました これからもいろいろ開拓してみたい街です




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