2回目の確定申告

2度目の確定申告の時期となりましたが、日本の確定申告の期間は短く2月16日~3月15日の1か月間だけです　米国Tax Return は通常4月15日（今年は4月18日）なので、間違えないようにしましょう

日本の確定申告の期限は3月15日ですが、新型コロナウィルス感染症の影響で申告期限までの申告が困難な場合、4月15日まで延長する方法がありますが、日米の確定申告をする場合は延長しないで日本の確定申告を完了させる必要があります　米国Tax Return も申請すれば延長も可能とのことですが、追納がある場合はペナルティがかかるそうなので期限までにTax Return を終えた方がいいと思います

我家の場合は、日米で収入があり日本で生活をしているので日本の確定申告を先にして、それから米国Tax Return をします　

日本の公的年金等の受給金額が年間400万円以下でかつ、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下の場合は確定申告の申告は必要ないとのことですが、海外年金は確定申告不要制度適用外になっています　受給金額にかかわらず海外年金は確定申告をする必要があるということです　日本の年金だけの受給の場合、年間400万円を超える方は少ないと思われますので、確定申告の必要がない場合がほとんどでしょう　海外年金がある場合は日本の確定申告が必要ですが、日本国籍の場合は米国Tax Return は必要ないはずですが、我家は夫が米国籍なので米国Tax Returnをします　

息子は日本国籍を選択して帰国しましたが、米国生まれで米国籍もあるので日米で確定申告をします　日本の給与所得のみで雑所得が20万円以下でしたので今年は日本では確定申告をせず、米国Tax Return だけします　昨年は、日米の給与所得があり、20万円を超える雑所得もありましたので日本の確定申告もしました　

日本の確定申告はe-Tax が便利です　申請内容がシンプルな方はe-Taxが簡単で自分できますが、私は賃貸収入があり計算方法が複雑でとても自分ではできなかったので会計士さんにお願いしています　不動産賃貸業では経費がかなり計上できるのですが、原価償却と経費の区別が素人には難しく、会計士さんのサービス料は経費にできますのでプロにお願いした方がいいと判断しています

米国年金や米国収入がある場合は、経験がある方にお願いした方が安心です　会計士さんにより得意分野がかなり違うと思いますので、うちは紹介でいい会計士さんを見つけられたのはよかったです　

確定申告後に納税が発生する場合は、もちろんクレジットカードで支払います　クレジットカード払いの際の手数料も安めに設定されています　5万円を超える納税の際の決済手数料は国税クレジットカードお支払いサイトで計算できます

米国年金で日本の税金を払う際は、米国発行のクレジットカードで決済すれば日本に送金して払う必要はありません　注意するのは外貨手数料がかからないクレジットカードを使うことです　決済手数料はわずかなので1倍でAmexポイントやChaseポイントを獲得する方が何ももらえない銀行振込より全然お得です　国民健康保険料や住民税などもクレジットカードで払えるものはすべてクレジットカードで払うのが正解です　米国発行クレジットカードのポイント率は日本のクレジットカードよりもよく、日本のクレジットカードは税金の支払いでポイント率が落ちるか、ポイントが付かないカードもありますので注意が必要です　

Amex Green 日本に持って帰るにはとてもおすすめのカードです　モバイルSuicaチャージで3倍ポイントになるので帰国後も北米Amexポイントを効率よく貯めることができます　

Chase Sapphire   Sapphire は二種類あり、Preferred は年会費95ドルですが、モバイルPasmoチャージでは2倍ポイント、上級カードのReserve は年会費450ドルでモバイルPasmoチャージで3倍ポイントにでき、300ドルはトラベルクレジットで戻ってきます　ChaseポイントはHyattポイントに移行して利用できるのでHyattポイントを貯めたい方はこのカードがおすすめです

Hyatt Visa 　日本にはHyatt系のクレジットカードがなく、このカードを持っているだけで年間5日の宿泊実績（個人カードのみ）がもらえる意味は大きいです　個人カードは年会費95ドルで毎年カードの更新時にカテゴリー4までに利用可能な無料宿泊1泊がもらえます　これだけでも確実に95ドル以上の価値があります　モバイルPasmoチャージで2倍ポイントになるのでHyattポイント狙いならSapphire Preferred よりもこちらがいいかもしれません