外国人の印鑑登録

外国籍でも日本に在留資格があり、住民登録をしていれば印鑑登録ができます

外国人の印鑑登録

ハンコ社会の日本ですが、急激にハンコが要らない方向に進んでいます でも、どうしても実印が必要な時もあります 例えば、不動産売買などでは未だに実印が必要です


息子と私は帰国してすぐに実印は作りましたが、夫は念のため印鑑はつくりましたが、必要がなかったので実印登録はしていませんでした 実印が必要になったので区役所に印鑑登録に出向いたところ、できませんでした 理由は、在留許可証の名前と違うから! 厳密にいうと在留許可証の名前はローマ字表記、印鑑は元の日本人名の漢字でフルネームで作成していたので区役所では受け付けてもらえませんでした ではどうすればいいかといいますと、方法は二つ

1.在留許可証と同じローマ字表記の印鑑を作る
2.在留許可証に漢字名を併記してもらう

簡単なので、1を選択してローマ字表記の印鑑を作ることにしました その際、代理人申請も可能ということを確認しましたが本人申請に比べるとちょっと面倒です 印鑑登録はそれぞれの地方の役所で微妙に違うようなので私の住んでいる東京都中央区の場合では以下のとおり、代理申請は二度区役所に出向く必要があります

代理人が印鑑登録を申請する場合/東京都中央区


印鑑登録申請書と委任状、代理人と委任者の本人確認書類、そして在留許可証に記載されている名前の印鑑を持って申請に行きました 後日、照会書が登録の住所に送られてくるので本人が必要事項に記入して登録印を押印して30日以内に登録申請した窓口に持参するとなっており、その際に代理人と委任者の本人確認書類が必要です 本人申請だと即日なので出来れば本人申請したかったのですが、まさか印鑑が却下されるなんて思ってもみませんでした


外国人の印鑑

夫の在留許可証の名前はローマ字表記です 中国人の方のように漢字名がある外国人はローマ字と漢字と併記できるそうなのですが、在留許可申請の際には特に気が付きませんでした 元日本人で今まで通りの漢字名を使いたい場合は漢字名併記の申請をお忘れなく 

外国人用のローマ字の印鑑は大手のオンラインハンコショップならどこでも作れると思います 息子と私の実印は楽天市場でチタン製を作りました 私は直径15㎜、息子は直径16.5㎜にしました 実印では標準的なサイズということです チタン製は重みもあって気に入っています 不動産売買契約の際、その場の全員チタン製印鑑だったので流行りなのかも?ですね 




夫の方は安さ重視で黒水牛で15㎜にしておきました オーダーページでサイズ(15mm)と書体(行書体を選択)を選びます ローマ字なのでとりあえず行書体にしておきました 文字の配置は(フルネーム)を選択、キャンセル不可にチェックをいれます 最後に作成名を20文字以内で入力します ここにローマ字で在留許可証に記載されているとおりの名前を記入しました お値段は安かったですが区役所でも無事受け付けてもらえたので安心しました




外国人の印鑑で検索するともっと高めの値段が出てきますが、普通に日本人用の印鑑オーダーのところでもローマ字の印鑑が作成できました 

印鑑証明書の交付

印鑑登録をした後、印鑑登録証が貰えます 印鑑登録証は窓口でい印鑑証明書を請求する際に必要です 中央区では窓口では1通につき300円、マイナンバーカードがあるとコンビニで1通200円で請求できるとのことです  

印鑑登録をしている市町村以外に転居し、住民票が移動されると印鑑登録は自動的に廃止となるので、新しい住所でまた印鑑登録をする必要があります


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