ドル高での日本の生活

空前のドル高の今、日本での暮らしはどうなのでしょう

ドル高での日本の生活

我家が日本に帰国したのは2020年3月でした その頃の為替レートは1ドルが107~108円ほどでしたが、今は1ドルが145~150円くらいまで高騰しています 生活に変化はあったのでしょうか?


正直に言いますと、生活はとっても楽です なにしろ、何もしないのに米国年金の価値が上がるといいますか、日本で使えるお金が増えている状況です 帰国を計画していた頃は1ドル=100円くらいで考えていたので、その頃からすると1.5倍くらいに年金が増えたと言ってもいいくらいです 

例えば、1万ドルが1ドル=100円なら100万円ですが、1ドル=150円なら150万円です 2万ドルなら200万円か300万円の違いがあります 4万ドルなら400万円か600万円の違いなので、年間4万ドルの年金をもらっている人は年間200万円も使えるお金が増えているという状態です 北米で年間2万ドル程の年金で暮らせるかというと私たちが住んでいた南カリフォルニアでは不可能ですが、日本で年間300万円あれば普通に暮らせますし、500~600万円なら楽勝です ただ、今は楽ですが来年の確定申告時の為替レート次第では税金や健康保険料などが大幅に上がると思われるので調子に乗って無駄使いするわけにはいかないところです

米ドルは両替しないで使う

我家は夫の米国年金は日本円に両替することなく米ドルのまま使っています 北米発行の外貨手数料のかからないクレジットカードを日本でも使っているので日本円に両替する手間はありません クレジットカードを使った時の為替レートで米ドル換算されるので米国銀行口座からカードの支払いをするだけです 米国年金を日本で使うにはとてもいい方法だと思っています 北米発行のクレジットカードの還元率は日本のクレジットカードの還元率を遥かに凌ぐ高還元です 

モバイルSuica に1万円チャージをすると、1ドル=100円なら100ドルかかるわけですが、1ドル=150円なら67ドル程です 最近は1万円チャージで70ドル程なので嬉しいですよ 北米Amex Green でモバイルSuica にチャージするので3倍Amexポイントですし、有難くて仕方がありません

Amex Green

日本の物価は上がっているのか

ドル高で輸入品は高騰しているはずですが、日本の物価はまだそこまで上がっていません これからじわじわ上がっていくということですが、北米のインフレに比べたらまだまだ全然と感じます 電気やガスなどの光熱費もこれから上がると言われていますが、何しろ家が狭いのでマンション暮らしならそこまで莫大な光熱費はかかりません 寒い地方の戸建ての方は冬の暖房費がかさむそうですが、都市部のマンション暮らしでは床暖が入っている場合、エアコンは必要ないのでそこまで暖房費はかからないと思います 夏のエアコンもマンションなら電気代はそれほど高くはありません

食費は日本では驚異的に安いです 特に外食費の安さには驚くばかり、独居の方なら下手に自炊するより外食で済ませた方が安いのではないかと思うくらいです 海外からの観光客も日本の外食費の安さに驚いていると思います 美味しい上にチップも必要なく、ドル高の恩恵で安いとくれば大感激しているに違いありません 今観光に来ている外国人観光客はきっとリピーターとなってまた日本に観光に来てくれるのではないかと期待しています 

不動産を買うチャンス

空前のドル高なので日本の高額不動産は外国人にとってかなり魅力的に見えるようです 帰国をお考えの方にとっても同じことなので今は日本の不動産を購入するチャンスです 地方ならば家の値段は信じられないくらいお安いですし、固定資産税も安いので持家なら楽に暮らせます 

美味しい日本食

うちの家族は全員、日本食が大好きなので帰国して美味しい食事が食べられるのが嬉しくてそれだけでも帰国してよかったと思えるくらいです 北米時代、日系グロッサリーストアであんなに高かった日本食が日本では当たり前に安く売っているのが有難くて仕方ないです 日本に元々住んでる方からすると物の値段は上がっていると感じられるみたいですが、アメリカの日系グロッサリーストアでお買物していた私からすると安くて感動します 

米ドルに換算するとなんでも安いと感じてしまってなんとなく申し訳ない気持ちになることもありますが、米ドルで貰った米国年金をほぼ全部日本で使っているので微力ながら日本の経済に少しは貢献しているのかもと最近は思うようにしています 

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