10月11日午前0時以降、日本の入国制限が撤廃されます 久しぶりに一時帰国される方も多いのではないでしょうか? 帰国の準備はOKですか?
ドル高の恩恵
オイルサーチャージは高騰していますが、高かったPCR検査費用も要らなくなりましたし、ドル高の恩恵で一時帰国には追い風が吹いています 久しぶりの帰国で間違った準備をしていませんか?
コロナで鎖国していた間に日本もそれなりに進化しています 都市部では現金がなくても生きていけるようになりました 日本に帰国⇒円に両替しなきゃ!と思い込んでいませんか? クレジットカード、ICカード決済、QRコード決済を駆使すれば、円の現金払いよりも利益が得られます 準備するべきはスマホに必要なアプリを入れたり、外貨手数料のかからないクレジットカードを入手したり、もうひとつどうしても必要な時に備えて円を現地で得る手段です 帰国の際に気を付けるべきは無駄な外貨手数料、ATM手数料払わなくて済むべきものは払わないでおきましょう
無駄な手数料を払っていてはドル高の恩恵も半減しますよ
Charles Schwab Bank で円を引き出す
米国在住ならばCharles Schwab Bank High Yield Investor Checking Account から世界中のATM手数料なし、外貨手数料なしで現地通貨で引き出すことができます
Charles Schwab Bank High Yield Investor Checking |
もうこれだけで完結なんです 空港で高い為替手数料を取られて悪いレートで両替するのはあり得ません 現金が必要になった時に近くのATMで引き出すだけです 久しぶりにCharles Schwab のATM Card で円を1万円引き出してみました ATM手数料は1.53ドル(おそらく220円)だったようですが、同日に口座に返金されています この日の1万円はATM手数料を除くと、69.42ドルということになります ちなみにChecking口座ですが、利息が付きます わ 口座維持手数料もないので口座にはほとんど入金していないのですが、毎月利息が付いています
一時帰国だけでなく永久帰国の方にも是非知っておいて欲しいCharles Schwab ですが、永久帰国後に住所を日本に変更してしまうとこの特典は適用されません もうひとつ大きな改悪なのですが、紹介ボーナスが貰えるのは最低$25,000からの入金となりました $500,000以上入金すると$1,000ドルのボーナスが貰えます
モバイルSuicaで3倍Amexポイント
手数料なしでの円の入手方法はCharles Schwab で完結です 次はモバイルSuicaの準備です 日本出発前にアプリを入手して、チャージの練習をしておくのもいいでしょう 交通系ICカード決済なのでこれでだいたいの乗り物に乗れますが、地方に行くと非対応の交通機関もありますので注意が必要です 大都市ではほぼこれだけで乗り物はスイスイ乗れます 地方のタクシーでもかなりモバイルSuica が使えるようになってきました 東京のタクシーはほぼ100%対応しています 端末にピッとかざすだけで決済終了、急いでいる時は有難いですよ
日本のクレジットカードではモバイルSuicaチャージでポイント付与がない方が多いです 例外はJREが発行しているクレジットカードですが、北米Amex Green(個人版)ではモバイルSuicaチャージで3倍ポイントになります これは驚異的な還元率と言わざるを得ません 他ではない高還元です 少し前までモバイルPASMOにChase系Visaでチャージできていたのですが、モバイルPASMOで3Dセキュアに対応したので米国発行のVisaでチャージができなくなりました モバイルPASMOにAmex Green でチャージすると1倍ポイントなので、現在はモバイルSuicaにAmex Green チャージだけが3倍ポイントを獲得する方法です
モバイルSuica 情報まとめモバイルSuicaはスマホで都度チャージできるのが最高に便利なところです 交通機関だけでなく、コンビニ、スーパー、自動販売機それこそ小銭が発生するような支払でピッとかざすだけなので小銭も全く増えません チャージの上限が2万円なので2万円を超える支払いはできないですが、2万円以下の支払いなら積極的にモバイルSuicaを使うことでAmex Greenチャージで3倍ポイントを獲得できます 東京で生活している私は日々の生活でモバイルSuica決済がいちばん多く、ご近所ならApple Watch だけでも十分です
高還元で外貨手数料なしのクレジットカード
一時帰国でも本帰国でも米国発行の外貨手数料なしのクレジットカードを使うことで高還元を得られます 米国発行のクレジットカードの還元率は日本のクレジットカードより遥かに大きいので、帰国後も我家は米国発行のクレジットカードをメインで利用しています
日本で大活躍するクレジットカードといえばモバイルSuicaチャージで3倍ポイント獲得するAmex Green(個人版)です 年会費も150ドルと安く、トラベルカテゴリー、世界中のレストランで3倍ポイントを獲得します JREのえきねっと、JRWのe5489、JR東海のスマートEXのオンライン決済でも3倍ポイントを獲得することを確認しています 一部のJRみどりの窓口の支払いでは3倍にならないこともありますので、新幹線などは窓口よりオンライン発券がおすすめです 世界中のレストラン利用で3倍ポイントなので旅行中はかなり使えるカードです 尚、Amex Green は家族に1枚あれば家族のApple Wallet にも登録できます
ドル高の恩恵で日本で美味しいものをたくさん食べようと思っているなら、世界中のレストランで4倍ポイントを獲得するAmex Gold(個人版)もおすすめです 複数枚のAmexをお持ちならカードを使い分けすることでより多くのポイント獲得することができます
Chase派さんにはChase Sapphire Preferred(トラベルカテゴリー2倍&世界中のレストラン3倍)やChase Sapphire Reserve(トラベルカテゴリー3倍&世界中のレストラン3倍)が海外旅行では役に立つカードですが、モバイルPASMOチャージが出来なくなってしまったのがイタイところです ただ、Chase Sapphire Preferred の50ドルホテルクレジットは日本のホテルで利用できますので有効にご活用ください
QRコード決済はauPAY
現金がなくてもかなり生活できるようになってきた日本ですが、クレジットカードも交通系ICカード決済もできないけど、QRコード決済はできる場合があります 個人のお店や移動店舗などはQRコード決済が多いです QRコード決済ではチャージでポイント付与がないことがほとんどですがauPAY は北米Amexでチャージできる上、ポイント付与されることを確認しました
私はauPAYで日本の税金を払っています クレジット払いのように手数料もかかりませんし、auPAY はPONTAポイントの還元があるのが凄いところ nanaco払いのようにコンビニに行く手間もなく自宅で完結します
日本でスマホを使う方法
レンタルスマホやレンタルSIMは全く必要ありません 自分の今使っているスマホがそのまま日本で課金なしで使える方法があります Google Fi のUnlimited Plusプランなら世界中でUnlimied Data&Text なので日本に着陸後、降機前からHigh Speed Dataが使えます
日本のクレジットカードを持っている人には楽天モバイルを契約するというのもひとつの方法です この方法のメリットは日本の電話番号が入手できるということと、Rakuten Link を使った通話を無料にできるということにあります 特にAndroid機種の場合、米国(海外)から日本への発信と日本から米国(海外)への着信がRakuten Link を利用すると無料なんです iPhoneではRakuten Link を利用する着信ができないので、海外で着信を受けると有料になります 米国から日本の番号へ発信することが多い、日本からの電話を米国で着信することが多い方には楽天モバイルは検討の価値があります
ホテル系クレカの凄い特典
北米のホテル系クレジットカードにはホテルリワードの上級会員資格が付帯しているものがあります 中でも Amex Hilton Aspire はヒルトン最高方のダイヤモンド会員資格が付帯します ヒルトンの滞在中、朝食2名分無料とラウンジがあるホテルではラウンジのアクセスができるので日本のヒルトンに滞在するなら最高にお得になります 特に朝食無料特典は日本では継続していますが、北米ではクレジット付与になりお得感が薄れてしまいました Amex Hilton Aspire にはカードの更新時に週末無料宿泊特典1泊が貰えますが、カテゴリーの指定がないのでROKU Kyoto やConrad東京、またはConrad大阪で消化すると最高にお得です
ヒルトンより日本でプロパティが多いのはマリオットです マリオットもつい最近、Amex Marriott Bonvoy Brilliant にマリオット・プラチナ会員資格が付帯するようになりました もうプラチナ修行は必要ありません このカードを持っているだけでマリオット系のホテルの滞在で朝食2名無料になります(レストランのないホテルでは朝食特典なし) 高級ホテルであればあるほどその価値は大きいです クラブラウンジがあるホテルではラウンジのアクセスもあり、お部屋のアップグレードも期待できます
Westin都ホテル京都の朝食は最高に美味しいのですが、なんとここはステータスがなくても朝食が付くホテルです でもプラチナ会員以上ならばクラブラウンジのアクセスが付きますし、お部屋のアップグレードも期待できるのでポイントで無料宿泊や無料宿泊特典利用でも大満足な滞在になります
まとめ
ちょっとしたことを知っているだけで旅行費用を大きくセーブすることができます ジャパンレールパスもドル高の恩恵を大きく感じられるはずです 資格がある方はジャパンレールパスで日本旅行を楽しむのもいいですね
Tax Free のサインのあるお店では免税にしてもらうこともできます 日本人でも海外在住ならば免税にしてもらえますが、2023年4月以降は海外在住の日本人が免税制度の適用を受けるには在留証明や戸籍の附票の写しなどが必要になるようです
コメント