6月は税金月間

日本では6月が税金や国民健康保険料などが確定する月です 年金生活でも情け容赦ありません

毎年増える税金

日本では前年の収入により税金や国民健康保険料などが決められます 帰国後1年目は前年の収入がないのでこれでいいの?って言うくらいの金額でしたが、年々支払額が増え続けています


税金が高くなる最大の理由は米ドルの高騰ですね 夫は米国年金を受給していますが、米国年金はインフレの影響で毎年引き上げられており、そこに米ドルの高騰で円換算するとかなり増えていることになります 嬉しい反面、6月がコワいのは事実 なにしろ収入が増えると増えるのは所得税だけではなく、国民健康保険料だってかなり上がってびっくりします

2023年から米国年金は8.7%引き上げ

私の方は年金はまだ受給していませんが、個人事業主で収入があるので世帯収入はそこそこになります 息子は一人世帯でこちらもそれなりに税金を払っていますが、源泉徴収の給料所得者なので私たちほど税金の負担は感じていない様子 最初から引かれているのと、あとから自分で払うのではやっぱり気持ちの上で違いがあります 後払いっていうのは江戸っ子気質の宵越しの金は持たないタイプの人にはキツイですね 米国在住の時も個人事業主でしたが前払いでしたので、未だ後払い方式に慣れません 後払いってコワすぎ

6月に確定した税金

分割で払うにしろ、一括ではらうにしろ支払いの期限(1回目)は6月30日です 払えるものなら一括で払いたいところですが、流石に予想より多かったのでちょっと無理でした 税金関係どんな支払いがあるかといいますと

  • 固定資産税(持家の場合)4期納税
日本の固定資産税は米国に比べると安いですが、今回はじめてわかったことがありました 条件を満たした新築物件の場合、戸建ては3年、3階建て以上のマンションなどは5年間、固定資産税が半額になる軽減措置があるということ これ知らなかったので今年の固定資産税は予想より多かったです 

固定資産税は物件の所在地の地方自治体から請求がきますが、金沢は6月よりだいぶ前に毎年届きます 東京は6月に入ってからです 金沢だけ昨年までカード決済ができなかったのでセブンイレブンでnanacoを使って払っていました 今年から地方税お支払いサイトで決済できるようになったのでとっても嬉しい コンビニまで出かけて行くことなく自宅で払えるのはいいですが、nanaco払いは手数料無料なのに比べ、クレカ払いは手数料がかかります でも、私は手数料を払ってもクレカで払うことを選びました 手数料を超えるリターンがあるならクレカ払いにも意味があるというもの 

  • 住民税(東京都は区民税)4期納税
  • 国民健康保険料+介護保険料 10期納付
40~64歳の場合、健康保険料と介護保険料が一緒に請求されます 市区町村から請求され、計算方法は複雑で前年の収入だけで決定されるわけではありません 米国の個人加入の健康保険に比べたら安いですが、収入が増えると途端に保険料が上がります

  • 介護保険料 10期納付
65歳以上は介護保険の第1号被保険者になり、自治体ごとに計算される基準額と本人や世帯の所得状況によって計算されます 基準額はその自治体内で介護給付に必要な費用のうち、65歳以上の方の負担分を当該自治体内の65歳以上の人数で割った額ということです 自治体ごとに基準額はかなり違いがありそうですね 

  • 後期高齢者医療保険料 9期納付
75歳以上(または一定の障害と認定された65歳以上)は後期高齢者医療保険に加入となります 後期高齢者医療保険料だけは7月になって請求書が届きます 東京都の場合、均等割額46,400円+所得割額が年間の保険料になりますが、年間保険料の限度額が66万円なのでそれ以上請求されることがないのは安心ですが、所得により医療費の自己負担割合が1割、2割、3割と違います うちは昨年まで2割でしたが、3割になりそうで請求書が届くのを待っているところです

米国に比べると保険料や医療費は安くても、所得税や住民税は高いと感じています 米ドルの上昇は嬉しいけど、税金がこんなにあがってしまうなんてちょっと予想外でした これでも入国後5年以内は日本に送金した金額だけを確定申告することになっており、(送金をしていなくても日本で米国版クレジットカードで決済した分は送金とみなされる)6年目からは米国で得ている所得すべてを日本の確定申告で申告しなくてはならず、ドル高だからって調子に乗ってお金なんか使っていられないです 納税分をちゃんと貯めておかなくちゃいけません

税金の払い方

年金生活者であってもバカにならない額の税金&保険料を払います ここはよ~く考えるポイントです なんで払っても同じではありません 払い忘れのないように銀行口座から自動引き落としなんて設定しては絶対にダメです それはキャッシュレスの世の中で現金でお買物をするくらいバカげた支払い方法です 源泉徴収でないのはせめてもの救いと思い、自分にもっとも合った支払い方法で支払いをしましょう 私は手数料がかかってもクレジットカードで払うことにしました 手数料を払いたくない人はnanaco にクレカでチャージしてセブンイレブンで払うと米国版のクレジットカードで1倍Pは還元されます 米国版VISAは使えませんがAmexはnanacoチャージができます

税金のお得な払い方/nanaco 編


今年は手数料を払ってもそれ以上のリターンがあるクレジットカードで払うことにしました 例えば、クレジットカードのサインナップボーナスを獲得するには3か月以内に(6カ月以内のことも)決められた額を使う必要があるのですが、シニア家庭では大きな金額を決済する機会は税金&保険料の支払いのある6月なんです これを上手く使うと手数料を払ってもそれ以上のリターンが貰える場合があります 

以下の記事でご紹介しているAmex MB Brilliant は6カ月以内に6,000ドルの利用が条件で150,000マリオットポイントが貰えます 150,000マリオットポイントがあるとリッツカールトン京都や京都の翠嵐ラグジュアリーコレクションなどにも泊まることができ、カードの特典でプラチナ会員になれるのでその価値は軽く2~30万円はあるはずです 今年のお正月はリッツカールトン京都で過ごしましたが、こんなことができるのもマリオットポイントがあるからなんです プラチナ会員特典でピエールエルメのスイーツとシャンパンのハーフボトルがお誕生日プレゼントで提供されて大感激でした 税金も保険料も年金生活者にとっては莫大な支払いなんですが、ポイ活するチャンスでもあります

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