帰国準備はどこから手を付けるのが正解なんでしょうか?
帰国準備をはどこからはじめる?
我家は帰国して3年半ほど経ちました 帰国準備は5か年計画で進めていたものの、予想もしなかったコロナウィルスの流行により、予定を早めて帰国したので最後はバタバタなんてものではありませんでした
5年近くも準備をしてきたつもりでしたが、今考えると全然ダメダメでしたね 家探しから始めたわけですが、その前にもっと準備するべきものはありました 帰国するならとにかく住まいを探さねばと気は焦るわけですが、家を買うなら米国の資金を移動させるために日本の銀行口座は必須 以前のCITI Bank で今はSMBC信託銀行となった銀行口座を在米中もキープしたままでしたので資金の移動はできたのでそこはよかったのですが、長い間のクレジット歴の空白により日本ではスーパーホワイトと呼ばれる状態になっているとは気が付かなかったのです
住まいは現金一括で購入したのでクレジット歴のチェックはありません 売買契約の際の住所もとりあえず米国住所で問題ありませんでした だから、日本で生活してクレジットカードの審査に落ちるまで気が付かなかったのです 年齢的にも現役世代で帰国される場合はまだいいですが、シニア世代で帰国すると日本でクレジットカードを申請してもなかなか承認されないと思われます だから将来帰国する可能性があるのなら、スーパーホワイトになってはいけないのですよ もし、スーパーホワイトになっているならなるべく早くクレジット歴をなんとか構築始めるべきです
それにはまず、日本の携帯電話契約をおすすめします
日本の携帯番号を入手してクレジット歴をつくる
日本のクレジットカードがなく、クレジット歴がスーパーホワイトになっている場合、日本の銀行口座と日本の運転免許証があり、実家などの使える住所があればなんとかできます この状態ではクレジットカードの承認はまず無理なので、携帯契約からはじめます 携帯契約はクレジット歴になるらしく、特にスマホ本体を分割購入していればそれはローン契約になるのでクレジット歴になります スマホ本体を分割購入しなくても私はクレジット歴になっていたようです
そして重要なのが日本の電話番号を入手するということ 私も帰国前に050ではじまるIP電話の番号を持っていたのですが、電話番号認証ができないのと0120などの無料通話番号に発信できないので大事な場面で困ることが多々ありました 当時は安い携帯電話契約のプランがなかったこともあり、帰国まで日本の携帯電話契約をしなかったのです 今は携帯電話のプランもかなり安くなり、在米の間キープしていてもわずかな負担で済みます 帰国前に日本の電話番号があると様々な契約時に使えますし、電話番号認証を突破できるとできることが増えます
必要なのは、日本の銀行口座、運転免許証、実家などの日本の住所です 米国籍の場合は、在留許可証が必要です
楽天モバイルは海外在住の方におすすめ
海外在住で日本の携帯契約をする場合、楽天モバイルがおすすめです そしてここが重要なんですが、iPhoneではなくAndroid機種がベストです iPhoneユーザーならデュアルSIMを利用して1台で日米回線を使いわけしたいところですが、これだと楽天モバイルの真価が発揮できません 海外在住なら日本版Android機種を楽天モバイル用にしましょう
何故、iPhoneがダメなのかといいますと海外に居るときにRakuten Link(通話アプリ)以外からの無料着信ができないのです アメリカ本土&ハワイではios標準の電話アプリで着信できますが課金されます Android機種では日本からかけるのも海外からかけるのも無料、着信も無料です この違いは大きいのでよく理解してください
相手がRakuten Link以外の場合 |
相手もRakuten Link を利用している場合はもちろん無料です しかし、相手がRakuten Link 以外の場合がほとんどなわけです 家族の場合は楽天モバイルに統一しておけば通話料を気にすることなく利用できるのも利点です 日本に居る高齢者で電話以外に通信手段がない場合などで双方楽天モバイルを使えば通話料はかかりません 海外にいてもAndroid機種なら通話料は発生しません
高齢者でもLINEが使えると無料通話ができますしかなり便利ですが、LINEさえ使いこなせないときはRakuten Linkを使うと無料通話ができるようになります
維持費用
楽天モバイルを契約すると日本の電話番号を入手できるばかりか、Android機種を使うことにより海外でも日本の番号に無料通話ができるようになります 更に日本のクレジット歴が構築できるし、日本の電話番号認証や0120番などに発信することもできるようになります 気になるのは維持費用です
楽天モバイル料金 |
楽天モバイルはデータ使用料で料金が変動しますが、3GB/月 まで税込1,078円です 1年で12,936円なので現在の為替レートで年間92ドル程です 信じられないくらいお安いですよね
帰省の際にも日本の番号があると何かと便利ですし、スマホがサクサク使えるわけです 帰省中にデータ使用料が3GBを超えても3,278円が上限なのでそれ以上課金されることはありませんので安心して利用できます テザリングもできるのでポケットWi-Fi のように使うことも可能
楽天モバイル契約の注意点
海外在住でも日本の運転免許証があり、実家などの使える住所があれば楽天モバイルの契約ができるのですが、口座振替可能な銀行口座を持っていることが条件です 日本のクレジットカードがあればクレカ払いができます 日本のクレジットカードがないクレジット歴もない場合は、銀行口座を持っていることが重要になるわけです 私が持っていたSMBC信託銀行(以前のCITI Bank)では楽天モバイルの口座振替ができなかったので、息子の楽天カードの家族カードを入手後、楽天モバイルの契約をすることができました
楽天モバイルの口座振替に利用できる銀行のリストはこちらで確認できます
申請は本人確認のため運転免許証のアップロードをするのでスマホの方が簡単です 表裏読み取りが必要です 申請が完了すると加入審査があり、最長2週間程度となっています そしてここが重要なんですが、本人確認保留になる場合があり、登録の住所で本人受取限定の書類を受け取って本人確認をすることがあります スマホ申請だけで完了しない場合もあるので帰省時に契約をしたい場合は出発前に申請をしておいた方がいいでしょう
楽天モバイル申請は8月1日9時(日本時間)以降がお得になっています 紹介でもらえるポイントが3,000ポイントから6,000ポイントに変更になります リンクを押すと楽天ログインページに飛びますので予め楽天登録が必要です リンク先で楽天にログイン後、楽天モバイルの申請ができます
楽天モバイル紹介リンク |
おすすめAndroid機種
おすすめのAndroid機種はGoogle Pixel 7a です aが付くモデルは安価版ですが機能は十分です 米国版より日本版がいいのはFeliCa が搭載されているのでモバイルSuica 等の交通系ICカード決済に対応していることです 米国版Android機種にはFeliCaが搭載されていないのでモバイルSuicaやモバイルPasmoなどが利用できません
日米回線を1台のスマホで使いわけも可能ですが、日米回線2台持ちの利点は日本限定アプリ、米国限定アプリのダウンロードにストレスがありません
まとめ
帰国準備をする際に盲点なのが日本のクレジット歴です 長い海外生活のうちに日本ではスーパーホワイトと呼ばれるクレジット歴が長きに渡って空白になっている謎な人になっているとクレジットカードも簡単には作ることができません 携帯契約でクレジット歴を構築しておけば、帰国後すぐにクレジットカードを作ることも可能です ANAのSFC修行においても最終的に日本のANASFCを入手しなくてはいけないのでスーパーホワイトなんかになっていてはダメなんです
一時帰国時にスマホレンタルやポケットWi-Fiレンタルをするくらいなら年間100ドル以下で楽天モバイルを契約していたほうが断然お得です
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