確定申告の医療費控除が簡単になりました

今年の日本の確定申告の期限は2月16日から3月15日までです　米国に比べると申請期間が短いので毎年焦ります　前もって準備をしていたらいいのですがなかなかできないものです

医療費控除を受けるためには 医療費控除の明細書 を所得税の確定申告書に添付する必要がありますが今年からマイナポータル連携を利用すると医療費控除に使用できる医療費通知情報をマイナポータル経由で所得し、所得税の確定申告書を作成する際に該当項目に自動入力することができるようになりました　1年分のデータが反映するのが2月9日からとのことで早速、マイナポータルにログインしてみてみました

医療費も薬代も年ごとに一括して見ることができました　処方された薬の情報も見られるのでお薬手帳のような使い方もできそうです　予防接種情報は今はまだ反映していませんが、今後記録が載るようになるみたいです　これはとっても画期的だと思いました　マイナカードの評判が悪くて不満の声ばかり聞きますが、確定申告の申請が楽になったのは間違いありません　

我家は諸事情があり、確定申告は会計士さんにお願いしているのでマイナポータルから医療費情報をダウンロードしたかったのですができませんでした　手動で入力するしかないのが残念なところですが、情報はマイナポータルで確認できるので記入漏れの心配はなさそうです　ちなみにマイナポータルと連携して自動入力した医療費は領収書の保存義務はないそうですが自動入力以外では領収書の保存義務は5年となっています

マイナポータルの医療費情報に載っていないものでも医療費控除の対象になるものがあります　例えば保険外の自由診療の治療費や通院のための公共交通機関の運賃などです　

医療費控除は今回初めて申請します　これまでは医療費が年間10万円を超えることがありませんでしたが、昨年は夫が肺がんの手術をしましたので医療費が高額になりました　高額療養費制度も有難いですが、医療費控除も今年は申請してみます